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2018年モデル

キャロウェイ

【分析】キャロウェイ ローグ スター (2018)

深い重心深度により球が上がり易い。深い重心深度が大きな重心角を生み出し、長い重心距離(球の捕まりの悪さ)のデメリットを相殺している。結果、球の捕まりは悪くない。長い重心距離が大きなMOIを生み出し、オフセンターヒットに対する許容度が高い。ターゲット層である「アベレージゴルファー」に対して、重すぎず、軽すぎず、ちょうど良い振り易さ。このクラブは、幅広い層のゴルファーにお薦めできます。あらゆるスペックがターゲット層である「アベレージ」にちょうど良くなるように、バランス良く設計されています。流石です。
ピン

【分析】ピン G400 MAX (2018)

「MAX」というネーミングが、これほどマッチするクラブは他にないでしょう。重心深度も重心角も重心距離もヘッド体積も慣性モーメントも、もう全てが「MAX」なんです。以下がこのクラブの特徴です。規格外に深い重心深度で、球がむちゃくちゃ上がり易い。規格外に長い重心距離と規格外に大きいNMOIにより、球の捕まりが悪い。規格外に大きいMOIにより、飛んで曲がらない。球が上がり易くて、飛んで曲がらないなんて、MAXに夢のようですよね。でも、このクラブは人を選びます。とにかく、スイングの間ずっと、フェースをシャットに保てる方だけが、このMAXに夢のようなクラブの恩恵を受けることが出来るのです。そういうスイングを持っている方、あるいはそういうスイングを目指している方には、このクラブは凄くいいと思います。右にミスする傾向がある方は、別のクラブを探しましょう。スライスが多発します。右に球を打ち出すドローヒッターも、このクラブは避けた方が無難です。すっぽ抜けのプッシュが多くなるかもしれません。ハードヒッターにも、お薦めしません。9°を選んだとしても球が上がり過ぎます。
テーラーメイド

【分析】テーラーメイド M4 (2018)

このクラブの最大の魅力は、大きな慣性モーメントでオフセンターヒットに対する許容度がとても高いというところです。打点が多少ずれたとしても、曲がりは少ないし、飛距離のロスも少ないはずです。これはアマチュアゴルファーにとっては、とても大きなメリットですよね。このクラブで注意すべきことは、球の捕まりが悪いという点です。右にミスすることが多い方には、このクラブはお薦めしません。右OBがもっと多くなってしまうかもしれません。以下のような方にこのクラブをお薦めします。平均的以上のヘッドスピードがある方(目安としては40m/s以上)。スイングの間ずっとフェースをシャットに保つことのできる方。引っ掛けなど、左にミスすることが多い方。フェードヒッター。以下のような方は、別のクラブを探した方がいいかもしれません。ヘッドスピードが遅めの方。フェースローテーションの多いスイングの方。プッシュやスライスなど、右にミスすることが多い方。ドローヒッター。
ピン

【分析】ピン G400LS TEC (2018)

ピンのG400シリーズは4モデルありますが、これが最もハードヒッターを意識したモデルです。以下のような方に、このクラブをお薦めします。Dynamic Goldなどの重量級シャフトが付いているアイアンを使っているハードヒッター。引掻けなど、左へのミスが多い方。フェードヒッター。フェースをずっとシャットに保つタイプのスイングの方。以下のような方には、このクラブはあまりお薦めしません。プッシュやスライスなど、右へのミスで苦しんでいる方。ドローヒッター。フェースローテーションが多いスイングの方。
プロギア

【分析】プロギア RS F (2018)

もし、このクラブにニックネームを付けるなら『The オーソドックス』ですね。これほど基本に忠実なクラブは滅多にありません。万人に対して適するクラブというのがあるとしたら、それはこのクラブのことです。このサイトで私は「このクラブはこんなタイプの方と相性が良い」だの「悪い」だの、好き放題言っていますが、ご自分がどんなタイプのゴルファーなのか、明確に把握できていない人はたくさんいるはずです。例えば「右にも左にもミスが出るんだよ(泣)」という方もいると思います。あるいは「俺は右へのミスが多いんだよなぁ」って言う方であっても、もしかしたら、その方は完璧なストレートボールを打てるスイングを持っているのに、極めて右に飛びやすいクラブを使っているだけかも知れないですよね?このクラブは、自分のスイングの美点も欠点も全てを忠実に教えてくれます。自分がどういうタイプのゴルファーなのか分からないという方は、ぜひ一度、このクラブを使ってみてください。その上で、自分のスイングや弾道に何らかの傾向が見えてきたら、それを参考にして、次のクラブを選べば良いんです。
ヤマハ

【分析】ヤマハ RMX218 (2018)

このヘッドの設計は本当に秀逸です。やさしさに溢れています。球は上がり易いし、球の捕まりは良いし、MOIが大きくてオフセンターヒットに対する許容度も大きいです。しかも、飛距離性能だって悪くありません。たくさんの方に使って欲しいです。以下のような方に、このクラブをお薦めします。右へのミスが多い方。ドローヒッター、あるいはドローヒッターを目指している方。平均的なヘッドスピードの方(40m/s前後)には、ロフト角9.5°。少し遅めのヘッドスピードの方(37m/s前後)には、ロフト角10.5°。右へのミスを減らしたいハードヒッター(ただし、シャフトは重いものに変えること)。以下の方は、別のクラブを探した方がいいかも知れません。左へのミスが怖い方。ヤマハの同じシリーズでRMX118というクラブもあります。RMX118が「とにかく捕まりが半端ないのに、平均的なMOIはキープしている。」だったのに対して、こちらのRMX218は「MOIが大きいのに、球の捕まりも割と良い」という感じですね。やさしさの優先度が違うだけで、どちらも素晴らしい設計です。
ピン

【分析】ピン G400SF TEC (2018)

「ヘッドスピードが遅い方」をターゲットにしたクラブです。シニアの方や女性にも良いと思います。球がもの凄く上がり易いんです。大きなMOIも魅力的です。少しぐらい芯を外しても、曲がりも少ないし、飛距離のロスも少ないです。このクラブのターゲットとなる方は、少しでも遠くまでボールを運びたい方だと思います。飛距離のロスが少ないのは嬉しいですよね。ただし、標準シャフトは体感重量が少し重すぎるかもしれません。少しグリップエンドを余らせて短く握るとか、シャフトをカットしちゃうとか、軽いシャフトに挿しかえるとか、そういう工夫が必要だと思います。なお、平均的以上(40m/s 以上)のヘッドスピードがある方は、このクラブのターゲットゴルファーではありませんので、別のクラブを探した方が良いです。
テーラーメイド

【分析】テーラーメイド M3 460 (2018)

間違いなくハードヒッターの中上級者をターゲットにしたクラブです。小さなロフト角、抑えられた球の捕まり、飛距離重視の設定、全てがそれを物語っています。ゴルフを「ただの娯楽」と考えてるゴルファーではなく、「自分との戦いに勝つためのスポーツ」だと考えるようなアスリートゴルファーにこそ、このクラブをつかって欲しいです。このクラブを以下のような方にお薦めします。ハードヒッター。フェードヒッター。飛距離を出したい方。競技指向の方。以下のような方には、このクラブをお薦めしません。ヘッドスピードが速くない方。右にミスすることが多い方。やさしいクラブが欲しい方。
キャロウェイ

【分析】キャロウェイ ローグ サブゼロ (2018)

ドライバーで遠くまで飛ばしたい方、このクラブは凄くいいですよ。しかも、飛距離性能が高いからと言って、決して難しいクラブではありません。以下のような方に、このクラブを使って欲しいです。ヘッドスピードが平均的以上の方(40m/s 以上必須、もっと速ければ更に良し)。ドライバーで遠くまで飛ばしたい方。左にミスしやすい方。フェードヒッター。以下のような方は別のクラブを探した方がいいです。ヘッドスピードがあまり速くない方(37m/s以下)。右にミスしやすい方。ドローヒッター。
プロギア

【分析】プロギア RS (2018)

やさしさいっぱいのクラブですね。重心深度が低いので球は上がり易いし、重心角が大きいので球の捕まりは良いし、MOIが大きいのでオフセンターヒットに対する許容度が高いし、飛距離性能だって決して悪くはありません。秀逸な設計のクラブだと思います。ヘッドスピードが平均以下の方(40m/s 以下の方)が使う分においては、悪い所が見つかりません。以下のような方に、このクラブをお薦めします。球が上がらなくて飛距離をロスしている方。右へのミスが多い方。打点が安定しない方。「一発の飛び」というより、安定して「平均飛距離」を伸ばしたい方。平均的以下のヘッドスピードの方(目安としては、40m/s 以下)。次のような方には、このクラブをあまりお薦めしません。ハードヒッター。引掛けやチーピンなど、左へのミスが怖い方。
ヨネックス

【分析】ヨネックス EZONE GT (2018)

リアルロフトが表示ロフトよりも極めて大きい点を除けば、これはとてもオーソドックスで優れた設計のヘッドですね。例えて言うなら「オール4の秀才」っていう感じです。ロフト角以外は悪い所が見つかりません。ロフト角にしたって、何も知らずに買ったら痛い目にあいますが、「これはリアルロフトが大きいクラブなんだ」とちゃんと知っていて、敢えて選ぶのであれば、何も問題はありませんよね。以下のような方に、このクラブをお薦めします。平均的なヘッドスピードの方(ロフトは9°を選んでください)ヘッドスピードが遅くて、球が上がらない方。シニアの方や女性。(シャフトをかなり短く切ってしまうか、40g台のシャフトを買うことを厭わない方。ロフト角は10.5°を選んでください。)球の捕まりがオーソドックスなクラブを使いたい方。以下の方は別のクラブを探した方がいいです。ハードヒッター(43m/s 以上)。
ヤマハ

【分析】ヤマハ RMX118 (2018)

「右へのミスを減らしたい人」に、ぜひとも使って欲しいクラブです。そして、一般的なアベレージゴルファーに最も多いのが、このタイプのゴルファーだと思います。アベレージゴルファーにとってのお助け機能も満載です。球は上がり易く、右へのミスを減らしてくれて、飛距離だってそこそこ出るし、オフセンターヒットに対する許容度も悪くないです。クラブの長さも総重量も平均的なヘッドスピードの方にピッタリです。以下のような方に、このクラブをお薦めします。右へのミスが多い方。ドローヒッター、あるいはドローヒッターを目指している方。平均的なヘッドスピードの方(40m/s前後)には、ロフト角9.5°。少し遅めのヘッドスピードの方(37m/s前後)には、ロフト角10.5°。右へのミスを減らしたいハードヒッター(ただし、シャフトは重いものに変えること)以下の方は、別のクラブを探した方がいいです。左へのミスが怖い方。フェードヒッター。
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