【分析】ヤマハ RMX218 (2018)
このヘッドの設計は本当に秀逸です。やさしさに溢れています。球は上がり易いし、球の捕まりは良いし、MOIが大きくてオフセンターヒットに対する許容度も大きいです。しかも、飛距離性能だって悪くありません。たくさんの方に使って欲しいです。以下のような方に、このクラブをお薦めします。右へのミスが多い方。ドローヒッター、あるいはドローヒッターを目指している方。平均的なヘッドスピードの方(40m/s前後)には、ロフト角9.5°。少し遅めのヘッドスピードの方(37m/s前後)には、ロフト角10.5°。右へのミスを減らしたいハードヒッター(ただし、シャフトは重いものに変えること)。以下の方は、別のクラブを探した方がいいかも知れません。左へのミスが怖い方。ヤマハの同じシリーズでRMX118というクラブもあります。RMX118が「とにかく捕まりが半端ないのに、平均的なMOIはキープしている。」だったのに対して、こちらのRMX218は「MOIが大きいのに、球の捕まりも割と良い」という感じですね。やさしさの優先度が違うだけで、どちらも素晴らしい設計です。